知っている人も多いだろう。ドイツのサウナは混浴&全裸。
老若男女、素っ裸で一緒にサウナに入る文化だ。
「え、マジ?」と思う人もいるだろう。
俺も最初はそうだった。でも実際に行ってみて、その感想をここにぶちまけたい。
老若男女裸は文化

一見、夢みたいな話だが、これがリアル。
男女一緒のサウナ室に入り、汗を流し、そのまま**裸でプール(冷水風呂)**にドボン。しかも水着着用は禁止という潔さ。
ただし、ジロジロ見るのはタブー。
これは文化としての暗黙の了解なので、そこはマナーを守ろう。見ていいのは、己の汗と魂の解放だけだ。
※写真はhttps://www.yomiuri.co.jp/otekomachi/20190913-OKT8T172837/より
ケルン:Mediteranaってどんなとこ?
異国情緒あふれるサウナの楽園
**Mediterana(メディテラーナ)**は、ドイツ・ケルン郊外のベルギッシュ・グラートバッハにある、ヨーロッパ屈指の巨大サウナ&スパ施設だ。
一歩足を踏み入れた瞬間、スペインとインドの建築様式が融合した豪華な内装が目の前に広がる。
「え、ここ本当にドイツ?」と思わず目を疑うレベルの異国感にテンション爆上がり。
13種類のサウナと2つのプール

施設内には、13種類もの個性豊かなサウナと、大小2つの大きなプールが完備されている。
アロマたっぷりの低温サウナから、灼熱のロウリュが楽しめる高温サウナまで、サウナーの欲望をすべて満たしてくれるラインナップだ。
しかも、プールで泳ぎながらクールダウンすることもできるから、「サウナ→水風呂→外気浴」のループが果てしなく続く。
ケルンからの行き方

Mediteranaはケルンの中心部(画像の駅)から電車で約20分、最寄りのBensberg駅からバスか徒歩で10分ほど。
「ちょっとした小旅行」くらいの距離感だが、郊外の静かなエリアにあるため、喧騒から離れてじっくりリフレッシュできるのが魅力。
道中には地元の住宅街が広がり、**「俺、今ドイツにいるんだな…」**と旅情を感じること間違いなし。
サウナ好きにはこの非日常感もたまらんポイントだ。
利用料金:気になる料金は、✅ 4時間コース:平日32ユーロ(約5200円)、休日42ユーロ(約6800円)

「高っ!」と思ったそこのあなた。いやいや、むしろ安い。
日本では絶対に体験できない混浴&全裸文化と、本場のアウフグース、さらに異国情緒あふれる空間を味わえるんだから、コスパ爆上がりだろう。
時間を忘れて楽しみたいなら、**1日コース(約7,500円)**もおすすめ。
おもしろ体験
受付:ガウンは絶対借りろ
まず、ガウンは必須アイテム。
レンタルに1000円くらいかかるが、これは絶対にケチらない方がいい。
ガウンがないと、裸の少年がそのまま外を歩き回る羽目になる(比喩じゃない)。
さらに、日差しが強い時は外気浴にも必須アイテム。これを羽織って堂々と外を歩けるようになる。
俺だけ裸説

「みんな裸」とは聞いていたが、最初はガウンを着ている人が多くて疑心暗鬼になった。
「え、もしかして俺だけ全裸?」
と不安に襲われていたら、目の前でおばちゃんがガウンを脱ぎ捨て、堂々とサウナ室へ。
「おばちゃんが裸になってるのに、俺が恥ずかしがってどうする!」
そう自分に喝を入れて、いざサウナ室へ突入。
そしたら、ほんとにみんな裸だった。自意識なんて吹き飛びました。
日本人なので1137のロッカーを使いました。
アウフグースのレベルが高い

さすがはアウフグース発祥の地、ドイツ。
レベルがマジで違う。アロマ氷、熱波、風のテクニックが桁違い。
1時間に1回どこかのサウナで開催されていて、次はどこかとワクワクしっぱなし。
ただし、説明はドイツ語オンリーなので、何を言っているかはサッパリ(笑)。
でも、熱と香りの共演を感じるだけで十分満足できるレベル。
裸外気浴の開放感がやばい
ガウンを脱ぎ捨て、全裸で外気浴。
これがめちゃくちゃ気持ちいい。
太陽の光、風、自然の空気を肌で感じながら、完全なる開放感。
「自分、地球と一体化してない?」と錯覚するくらい、心がととのう瞬間だ。
裸で外気浴することで、サウナの楽しみ方の次元が1つ上がる。
注意点
1.大きめのバスタオルを持っていけ
ドイツのサウナでは、肌が床に触れるのはNG。
だから、大きめのバスタオルを持参する必要がある。
レンタルもあるが、俺はmokuタオル2枚でなんとか乗り切った。
2. 毛の処理はしておこう
意外だったのが、現地の人は毛の処理をしている人が多かったこと。
俺はうっかり忘れてそのまま突入したけど、特に問題はなかった。
でも、次行くなら、念のためツルツルにしていくかも。
まとめ:ドイツサウナは人生のアップデート

日本では絶対に味わえない、ドイツの混浴&全裸文化。
最初は戸惑うかもしれないが、一度飛び込めばその開放感と文化の深さにハマること間違いなし。
ケルンのMediteranaでは、アウフグースのレベルの高さ、外気浴の解放感、そして裸という究極のフラットな空間が全て詰まっている。
料金は高いかもしれないが、この体験は人生のアップデート。
サウナ好きなら、一度は訪れるべき聖地だ。
日本のサウナでととのうのもいいけど、たまには文化ごと味わう旅サウナで新しい自分に出会うのもアリだろう。
次はどこのサウナに行こうか、考えるだけでまたワクワクしてくる。
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