スノーピークって、本当に好きなブランドなんです。
デザインよし、機能よし、ブランド哲学も推せる。そんなスノーピークがある日、まさかの「お詫びニュース」を出してきたんですよ。
まさかの不具合発覚。ファンとして動揺しつつ、詳細を見たら——いや、やっぱりさすがだわ、SnowPeak。
というわけで今回は、スノーピークから届いた”謝罪の真骨頂”について語らせてください!
ミスの内容

ことの発端は、ある製品群のスペック不備。
テント・シェルターなど一部製品のメッシュパネル裏の素材について、耐水圧の表記が実際には達していなかったとのこと。

本来は「耐水圧1800mmミニマム」。
これは雨をしっかり防げる、アウトドアギアとしては十分すぎる数値。
でもそれが「満たしていなかった」とのこと。
いや、正直誰が気づくねんって話なんです。
普通に雨降っても使ってたし、今まで1回も不便だと思ったことなかった。
というか、1800mmってそもそもめちゃ高水準なんですよ。
参考までに、傘の耐水圧って500〜1000mmくらい。
ってことは、元々めちゃめちゃ頑張ってたって話。
以下公式サイトの文章
https://www.snowpeak.co.jp/news/p20241210/
このニュースを見て感じたこと

ミスを公表するのって勇気がいる。
しかもこのクラスのブランドになると、ちょっとした信頼失墜が大きな影響を及ぼす。でもスノーピークは逃げなかった。
ちゃんとニュースリリース出して、製品リストも公開して、対応も明示してくれた。
しかも! 対象品番がめちゃくちゃ多い。
これはもう「ある意味本気でやらかしてた」レベルです(笑)。
でも、やっぱ信頼できるのは、それを隠さなかったこと。
自然と真摯に向き合ってるブランドって、こういう時に本領発揮しますよね。
対象品番は以下のサイトから
https://www.snowpeak.co.jp/contents/productnotice2024/
品番 | 品名 |
---|---|
TP-240 | リビングシェル S |
TP-623-IV | リビングシェル アイボリー |
TP-623R | リビングシェル |
FES-240 | リビングシェル S Pro. |
TP-635 | 60周年記念 リビングシェル Pro. |
FES-090 | ランドロック Pro. アイボリー |
FES-091 | ランドロック Pro. RED FRAME EDITION |
PG-270 | パーフェクトランドロック Pro. |
PG-272 | パーフェクトランドロック |
SD-506 | ドックドーム Pro. 6 |
SD-507IV | ドックドーム Pro. 6 アイボリー |
SD-510 | 60周年記念 ドックドーム Pro.6 |
SD-632 | ランドブリーズ2 |
SD-634 | ランドブリーズ4 |
SD-636 | ランドブリーズ6 |
SD-641 | ランドブリーズ Pro. 1 |
SD-643 | ランドブリーズ Pro. 3 |
SD-644 | ランドブリーズ Pro. 4 |
SDE-259 | ランドネストドーム S |
SDE-260 | ランドネストドーム M |
SET-259 | ランドネスト S テントタープセット |
SET-260 | ランドネスト M テントタープセット |
TP-450 | スピアヘッド Pro. L |
TP-455 | スピアヘッド Pro. M |
TP-640 | タシーク |
TP-656 | 65周年記念 ランドベース 6 Pro. |
TP-656-IV | 65周年記念 ランドベース 6 Pro. アイボリー |
TP-690 | トゥーガ |
TP-700 | ソル Pro. |
TP-710 | ゼッカ |
TP-720 | フービ |
TP-750 | トルテュ ライト |
TP-781 | グランベルク M |
TP-782 | グランベルク L |
TP-880 | エントリー2ルーム エルフィールド |
TP-880R | エントリー2ルーム エルフィールド |
TP-920 | メッシュシェルター |
TP-920R | メッシュシェルター |
TR-001 | フィールドトレーラー |
SnowPeakの対応

じゃあどう対応するのって話ですよね。
対応方法としてスノーピークが提示したのはこの2つ。
① 補修対応
→ちゃんと1800mmに耐えられるように、希望者には補修対応。
② お詫びの品贈呈
→所持している対象製品の数に応じて、お詫びの品をプレゼント!
しかもこのお詫びの品が、ガチで「え? そこまでしてくれるの?」ってくらい豪華。
一部には、限定品っぽいアイテムもちらほら。
これもう、雪峰祭(せっぽうさい)の目玉、こっちに回してない? って思うレベル。
そのお詫びの品が豪華階ぎる。
製品の保有数ごとに、選べる謝罪ギフトが分かれているんですが、選択肢がまず豪華。
1品番だけでもけっこう魅力的なラインナップなんですけど、
2品番・3品番と数が増えるごとに、そのモノの価値も実用性もぐっとアップしていく感じ。
SNS上では「これは欲しい!」「迷うやつやん!」という声が飛び交ってました。
中には「お詫びでこれもらえるならむしろラッキー」という声まで(笑)
1品番の中で目ぼしいやつ
・フラットバーナー専用 リッドトレーブラック2枚セット
→様々なガレージブランドも出していたがついに本家が出しましたね。

・真空セラミックコートマグ ブラック
→結局黒ってかっこいいんですよね。

・ドライバッグ
→濡れたテントをがさっと入れるようのバッグ。頑張れば普段使いも見えてくるか。

2品番の中で目ぼしいやつ
・フラットバーナーブラック
→黒って結局かっこいいんですよね(定期)

・エントリーIGT
→僕の親友はこれを選んでいました。

・焚き火台LLセット
→お詫びやし、自分じゃ買わないやつをもらおうの精神ならこれも全然あり

その他で目玉商品
(25品番)ソル Pro. アイボリー
→この世界に25品番も持っている怪獣スノーピーカーがいるという事実。この幕は伝説となる。

自分の対象品番
ここで私事を。自分が持っていた対象品番は以下の3つ
- エントリー2ルームエルフィールド
- アメニティドームS
- カヤード
…なのですが、型番の仕様的に1品番カウントだったようです。
ちょっと惜しい。でも、それでも十分ありがたい!
悩みに悩んで選んだのは、
フラットバーナー専用 リッドトレーブラック2枚セット!

決め手はこれ↓
“IGTフレームのトレーとしても使用が可能です。”
いやもう、それ絶対便利なやつ!
見た目もかっこいいし、普段からIGTを愛用してる自分としては、ドンピシャのチョイスでした。
願わくば、これがもう手に入らない幻アイテムになったら最高。
「え?それどこで手に入れたんすか?」って聞かれたい(笑)
※商品画像は公式HPより引用しております。
https://www.snowpeak.co.jp/news/p20241210/
まとめ
今回の件で、SnowPeakへの信頼が崩れたかというと——むしろ逆。
確かに、製品のスペックに誤りがあったのは残念なことです。
でもその後の対応が、あまりにもスノーピークらしかった。
「ちゃんと謝る」「補う」「むしろちょっと嬉しくさせる」
それが、ブランドの信頼を築くんだと改めて思いました。
そして、お詫びの品から垣間見える“顧客への想い”。
この姿勢こそが、スノーピークが長年にわたり支持されてきた理由だと思います。
今後も使い続けたいし、もっと応援したい。そう思わせてくれる出来事でした。がんばれSnowPeak
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