僕はキャンプが好きだ、なぜなら焚き火が好きだから。火を見ている間は何も考えなくていい。仕事のこと、人間関係、悩み、全て薪と一緒にくべることができる。
そんな焚き火台はスノーピーク一択という話をしていきたい。
焚き火台とは〜なぜ必要?〜
元々はキャンプ場でも、河原で見かける直火(石などをかき集めて地面で焚き火をすること)をしていました。ただこれでは地面がクタクタになってしまって自然に良くない。キャンプ場のあちこちに黒く焼け残った無残な直火跡。
が見られた。そこで作られたのが
「自然にダメージを与えずに焚火を楽しむ」
という焚き火台というわけだ。
SnowPeakの焚き火台のすごいところ
元祖
焚き火台という概念、マナーを作り出した、初に焚き火台を開発したのが「Snow Peak」というわけだ。そう、パイオニア。なので、商品名も「焚き火台」という商標を獲得しています。
服飾でいう菅田将暉、折り畳み椅子でいうヘリノックス、携帯でいうiPhone、日本車でいうトヨタ。そんな存在が、SnowPeakの焚き火台なのだ。
機能から導かれた美しいデザイン
引用:https://www.snowpeak.co.jp/mag-spw/camp/3684/
美しい佇まい、火をつける前からうっとりしてしまうこのボディ。驚くべきはパーツが2つという事実である。最小数のパーツで最大の効果を出す。発売当初から変わっていないそのデザインはロングライフデザインにも認定された
焚き火に欠かせない空気の循環もパーツの隙間から入る設計になっており、燃焼効率も抜群だ。欠点を挙げるとすれば重いということだろう。一般的なLサイズで5.3キロある。ただ裏を返せばそれだけ頑丈ということにもなる。一説によると車に踏まれても潰れないだとか。焚き火の高カロリーに耐え、10年先も20年先も使い続けることができるということだ。子供ができたら、その子と一緒に焚き火を囲んで、受け継いで。この焚き火台1台でいくつもの思い出を創ることができる。
オプションが充実しすぎている
オプションが充実しているのではない、充実し過ぎているのである。その中でも買うべきもの、買わなくてもいいものを分類していきたい。言っておかなければならないことはオプションが充実しているのはLサイズのみとなっている。一般的なLしか充実していないのは寂しいが、裏を返せば初めて買うならLサイズ一択ということである。
・ベースプレート(重要度10/10)
間からこぼれ落ちる灰を受けたり、地面を熱さから守るといった役割がある。キャンパーのマナーでもあるし、これは必ず買って欲しい。これでなくても他社製品の焚き火シートでもOK
・コンプリート収納ケース(重要度9/10)
他の焚き火台のオプションを揃え出したら必須になる。分厚い布で縫われており、こちらも半永久的に使えそうな予感。付属のペラペラバッグでも構わないが、いつかは破れる日が来るので時間の問題かと思われる。
・グリルブリッジ(重要度8/10)
・焼き網L(重要度2/10)
・焼き網ハーフ(重要度8/10)
・ハーフ鉄板(重要度5/10)
焚き火台で織りなす炎でBBQをはじめとするあらゆる料理が楽しめる。
そして、網は絶対にハーフを買え。全面のLは買うな。ハーフを買え。使えばわかるが、薪の出し入れや火加減の調整のしやすさはハーフでしかできないのでハーフを買え。100均でいいという意見もちらほら聞くが、網の上に鍋を置いて料理するにはやはり本家のやつがほしい。
・炭床(重要度1/10)
いらない。重い、割れる、汚れる。炭でなくても焚き火してたら自然に炭になります。
・フローガL(重要度5/10)
使ったことがないからなんとも言えないが、簡単にまとめると、燃焼効率が上がるから炎が大きくなる(薪はすぐなくなる)燃え残りの灰が小さくなるので処理が楽、煙が少ないので匂いがつきにくい。と言ったところだ。ただ、なんかせっかくかっこいい焚き火台がダサくならないか?暖も取りにくいらしいので僕は買っていない。
・フィールドオーブン(重要度7/10)
これがあるとグルキャンの盛り上がりが5倍になる。メインのピザを焼けることはもちろんのこと、クッキーを焼いたり、鶏を焼いたり、キャンプ場でできなかった料理の幅がぐんと広がる。保管はだるい。
どのサイズを買えばいいの?
Lです。一択です。
・オプションが充実している。
・薪割りしなくてもガシガシ薪を放り込める。
・薪がこぼれないのでストレスがない
・デュオでもファミリーでも使えるサイズ感
ソロでやることが多い、かわいい焚き火台がいいという人はSがおすすめ。Lを持っている友達にSをプレゼントしたらありえないくらい喜んでた。
面白に全振りしたい人はLL
焚き火周りのギアと評価
・ジカロテーブル(重要度15/10)
焚き火台にフィットして、焚き火を囲みながらご飯、お酒を嗜むことができる必須ギアだ。大きさも調整可能で僕が好きなギアの一つである。高い重いを除けば完璧な1品であり、僕は限定品のブラックカラーを購入した。
・火バサミ(重要度7/10)
使えば使うほど取っ手の色が炭色に染まり、経年変化も楽しめる。言わずもがな薪、炭は容易に掴むことができる。
ここだけの話「STANDARD PRODUCTS」に酷似しているもの1/6の値段で売っている。それでもいい気がする。
・ファイヤーサイドグローブ(重要度8/10)
いや、他のブランドの安いやつ買ったらええやん!
これを侮るなよ。熱いものダッチオーブンや燃えている薪、炭まで持つことができるのはもちろんのこと、2重構造なので中を取り出して選択することもできる。
そして何より、牛の皮の経年変化を楽しめる。パリパリになっているところ、黒くなっているところ。自分の形に変形していく。革靴のような楽しみがある。まるで自分のペットを飼っている気分にすらなってしまう。これもひょっとしたら一生物になるのではないかと睨んでいる。
・フォールディングトーチ(重要度7/10)
キャンプを始めたての頃は火を自力でつけるのも一興だと思っていた。次第にめんどくさくなって着火剤を使うようになり、これなら一緒では?と思い購入したのがこのトーチ。一瞬で火がつく、何よりごおおおおお!!という音がかっこいい。男なら嫌いな人はいないだろう。これを買ってから焚き火したい→するの流れがスムーズになり、焚き火前の火付けも楽しめるようになった。
最後に
焚き火はいい。2度と同じ形の火が見れないから。火の前だと素直になれる。
非日常の大きな焚き火。それが見たい一心で日常を過ごしている。
※画像は一部公式サイト(https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja)から引用
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