皆さんは受験しましたか?
僕は負け、滑り止めの私立大学に進みました。
そんな僕の受験期とアドバイスを見ていっていただければ幸いです。
もしあなたが浪人生の人、浪人しようか迷っている人。浪人はしなさい。受験じゃなくて人生のために。
浪人
高校生活が楽し過ぎて、勉強をおろそかにした結果普通に浪人が決まりました。
でも「どうせ浪人するなら、ちゃんとやろう」と決意して選んだのが、四谷学院。あの有名な「55段階で基礎から鍛える」やつです。
浪人のしんどいところ
1. メンタル
浪人って、毎日自分との戦いです。昨日までの自分を超えろ!というプレッシャーが半端じゃない。しかも、成績が上がる日もあれば下がる日もある。そんな日々に、自己嫌悪で布団にくるまりたくなる日もありました。
2. 親
親が毎朝「頑張ってね」と送り出してくれるのですが、その言葉が逆に重いんです。「期待に応えたい」という気持ちと、「ああ、自分のせいで金がかかってる」という罪悪感で押しつぶされそうでした。たまに「やっぱりフリーターでいいかな」なんて頭をよぎることもありましたが、なんとか踏みとどまりました。
3. 高校の友達
一番しんどかったのはこれ。浪人している間、現役で大学に進学した友達がめちゃくちゃ楽しそうなんですよね。SNSでサークル活動や大学生活の投稿を見るたびに、「自分、まだ同じ場所で足踏みしてる…」って思わされました。それが悔しくてモチベーションに変えた日もあれば、ただ落ち込むだけの日も。
浪人の良いところ
1. まあまあ仲良い友達ができる
予備校で出会う人たちとは不思議と気が合うんですよ。お互い似た境遇だからなのか、すぐに意気投合。浪人してなかったら絶対知り合わないような人とも繋がれて、それは大きな救いでした。
2. 大学生活のある程度のことが耐えられるようになる
浪人時代に、「こんなに辛いことがあるなら、大学なんて天国みたいなもんだろう」と考えるようになりました。そのおかげで、入学後の大学生活で多少のストレスがあっても、「いや、浪人時代に比べたらマシ」と思えるようになったのは強みです。
3. 人生に厚みができる
浪人を経験したことで、挫折を知るって大事だなと思いました。「自分が失敗するわけない」という根拠のない自信が消えた代わりに、地に足がついた考え方ができるようになった気がします。この経験が将来にどう活きるかは分からなかったけど、少なくとも浪人した自分をちょっとだけ誇りに思えました。
浪人の時考えるあるある
1. 大学行ったら自分の好きな勉強できるなんて羨まし過ぎ。
高校で受験科目に追われる日々。「こんなつまらん勉強より、大学で好きなこと勉強したい!」ってずっと思ってました。でも大学入って気づきました。「好きな勉強も案外しんどい」ただ、受験のプレッシャーがないのは救い。。。
2. あの子可愛い。恋愛したいけど、したら全てが終わるよな。
予備校でも当然、可愛い子がいます。でも「恋愛に時間使ったら受験落ちる」という恐怖感があって、一切手を出せませんでした。ちなみに、恋愛に走ったら合格率は半分くらいになると思って良いです。
3. 予備校代100万円強…予備校の儲かり方えげつないなおい。
親が支払った金額を思い出すたび、「この1日が10000円分の価値を持つか?」と自問自答。たまにサボる日もありましたが、そのたびに罪悪感で胸が痛かったです。
迎えた受験結果
1.9点足らずに落ちました。95人の合格枠に対して97位。これを聞いた時は、ただただ頭が真っ白になりました。「あと少し」「もし誰かが受験していなかったら」と無限ループで考えましたが、結果は覆りません。
滑り止めで受けていた私立大学に進みました。
半年間は「なんで自分だけ…」という思いでいっぱいでしたが、切り替えたんです。「大学生活を誰より楽しんでやる」「就活で逆転してやる」って。後のブログで書きますが、結果的にこれがどちらも実現しました。浪人の経験が、後の自分を作ってくれたと思います。
僕の結論(学んだこと)
大学入試に負けて、大学生活を充実させ、就活も成功した僕からしたら、学びたい学科があるところに入ることさえできれば、どの大学レベルでも変わりません。あいつが良い大学に行くからではなく、あなたが学びたいことを学びに行くために大学があるのです。
浪人は受験に受かるために使う1年にするにはあまりにもったいない。人生が好転するチャンスだと思ってどうか1年踏ん張ってみてほしい。
地獄を一度くぐっちまうことさ。ツキの女神はいつだってその先にしゃがみこんでいる。
コメント