コーヒーといえば、香ばしい香りとほろ苦さが魅力の飲み物。でも、正直言うと昔の僕はコーヒーがあまり好きじゃありませんでした。「苦いし、なんか大人ぶってる感じがする」くらいにしか思っていませんでした。
そんな僕が、今では毎日自分でコーヒーを淹れるほどハマっているなんて、ちょっと前の自分には信じられないでしょう。実際、僕がコーヒーにハマったのは「味」だけじゃなく、「淹れる所作」が好きになったからなんです。
コーヒーが好きになったきっかけ
僕がコーヒーを好きになるきっかけは、ある日友達と河原でテントサウナを楽しんだときのことでした。サウナでととのった後、友達が自然の中で淹れてくれたコーヒーを一口飲んだ瞬間、それまでの「苦手」が一転しました。
自然の中で感じる冷たい風、耳に届く川のせせらぎ、そしてサウナ後の爽快感。そんな環境で飲む淹れたてのコーヒーは、これまでの人生で味わったどんな飲み物とも違う、特別な味わいでした。
「え? こんなに美味しいの?」と驚き、気が付けば2杯目をおかわりしていたほどです。 それ以来、僕のコーヒーライフが始まりました。
コーヒーは味もそうだが淹れる所作が好き
コーヒーの魅力はもちろん味もあります。でも僕にとって、それ以上に好きなのは**「淹れる所作」そのもの**なんです。
例えば、豆を選び、手挽きミルで豆を挽き、お湯を沸かし、ゆっくりと注ぐ。この一連の動作は、どこか日本の茶道のような「儀式感」があります。 その時間は、忙しい日常を忘れて、ただ目の前の行為に集中できる特別な時間なんです。
僕にとって、コーヒーの味はある意味「おまけ」。もちろん、そのおまけが絶品だから続けられるんですけどね。
おすすめコーヒー豆
コーヒー初心者の方には、「どの豆を選べばいいの?」と悩むことがあるかもしれません。でも、そんなに気負う必要はありません。高級な豆である必要も、珍しい種類である必要もない。鮮度だけを意識すれば十分です。
ポイントは、届いたらすぐ冷凍庫に保存すること。これもコーヒーを教えてくれた友人からのアドバイスです。「酸化を防ぐためには冷凍保存がベスト」とのこと。これを知ってから、僕のコーヒーの味も格段に良くなりました。
コーヒーとの距離感
世の中には、コーヒーを淹れるための「正しい方法」が存在します。例えば、豆の重さを測り、お湯の温度を管理し、注ぐ時間を測る…なんて方法もあります。
でも僕は、そういうのはちょっと苦手です。コーヒーはあくまでリラックスのための飲み物。リラックスする時間にまで神経をすり減らすのは、僕には向いていない気がします。
だから僕のスタイルは、少し雑でもいい。「今日はこれくらいでいいかな」と適当にやるくらいがちょうどいいのです。この緩さが僕にとっての「コーヒーとの距離感」。これを守ることで、毎日飽きずに楽しめています。
セブンイレブンのコーヒーがうめえ
うますぎんだろ。120円のくせに。
キャンプで淹れるコーヒーが至高
でもやっぱり、一番の至高は大自然の中で飲む一杯。 焚き火のそばに座りながら淹れるコーヒーは、日常の一杯とはまったく別物です。
冷たい空気の中で飲む熱々のコーヒー。自然の静けさとともに飲む一杯は、単なる飲み物を超えた特別な存在になります。
使用しているミル、道具
僕のお気に入りはスノーピークの手挽きミル。ギミック好きにはたまらない魅力があります。そして、ハリオのアウトドア用コーヒーバッグ。これ一つあれば、どこへでも気軽にコーヒー道具を持ち運べます。
SNOWPEAK フィールドバリスタミル:https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/キャンプ/調理器具%28クッキング用品%29/フィールドバリスタ-ミル/p/26230
hario アウトドアコーヒーバッグ:https://www.hario.com/product/coffee/hario-outdoor/O-VOC.html
まとめ
コーヒーはただの飲み物だと思っている人もいるかもしれません。でも、その淹れる所作や飲むシチュエーション次第で、コーヒーは人生の彩りを与えてくれるものになります。
僕にとってコーヒーは、日常を特別に変えてくれる魔法のような存在です。そしてその魔法を最大限に楽しむ方法は、自分らしいスタイルで付き合うこと。
あなたもぜひ、コーヒーの時間を楽しんでみてください。きっと、あなたにとっての「特別な一杯」が見つかるはずです。
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