好好きなアーティストはいますか?
僕は即答で「Mr.Children」です。間違いなく僕の人生に影響を与えた存在であり、今もなお支え続けてくれているアーティストです。
Mr.Childrenに出会ったのは高校生の頃。
あの頃、悩みも多かったし、自分に自信なんてまるでなかった。
でも、Mr.Childrenの歌を聴くたびに、「あ、わかる…」って思える瞬間が何度もあったんです。
それからもう7年。Mr.Childrenはただの音楽じゃなくて、もはや僕の人生の教科書になっています。
名曲が多すぎて選ぶのも苦しいけれど、
今回はその中でも、僕の人生の指針となってくれている歌詞を5つ、ピックアップして紹介します。
PADDLE
「いいことがあってこその笑顔じゃなくて、笑顔でいりゃいいことある。そう思えたらそれがいいことの序章です。」

Mr.Childrenの名曲「PADDLE」は、何かを始めたいとき、挑戦したいときの背中を押してくれる歌です。
この歌詞、まさに僕の“考え方”を変えてくれたフレーズの一つ。
落ち込んだときや失敗したときって、つい不機嫌になったり下を向いちゃうけど、
この歌詞を思い出すと「まず笑ってみよう」と思えるようになる。
それが結果的に、いい方向に転がるから不思議です。
Mr.Childrenらしい、ポジティブだけど現実的な視点が詰まってます。
simple
「10年先も、20年先も君と生きれたらいいな」

Mr.Childrenの中でも「結婚式ソング」にも選ばれることが多い「simple」。
だけど、ただのラブソングじゃないと思うんです。
“誰かと一緒に未来を想う”というこの気持ちは、恋愛だけじゃなく、家族や友達にも重ねられる。
僕も20代になって、ふと「この先も一緒に笑い合える人ってどれくらいいるだろう」なんて考えるようになった。
そんなときにこの歌詞が浮かんできて、
「大切な人を大事にしたいな」って思える。
Mr.Childrenの歌詞って、ストレートなのに刺さるのがすごい。
エソラ
「雨に降られたら乾いてた街がにじんで綺麗な光を放つ。
心さえ乾いてなければどんな景色も宝石に変わる。」

これはMr.Childrenのライブでも超盛り上がる一曲「エソラ」から。
テンション上がるサウンドに、こんな美しい歌詞を乗せてくるなんて反則。
「心が乾いてなければ景色は宝石に変わる」って、なんて強くて優しい言葉なんだろう。
どんなに辛いことがあっても、自分の心の持ちようで世界は変えられる。
これを教えてくれたのが、Mr.Childrenでした。
くるみ
「どこかで掛け違えてきて、気が付けば一つ余ったボタン。
同じようにして誰かが持て余したボタンホールに出会うことで意味ができたならいい。」

この歌詞、Mr.Childrenの「くるみ」を初めて聴いたとき、泣きそうになった。
生きてると「なんで自分ってこうなんだろう」とか「何やってもうまくいかないな」とか、
そんな気持ちにぶつかることってあるけど、
“ボタンが余った”っていうこの表現があまりにも秀逸すぎて…。
でも「出会いが意味を与えてくれる」って、すごく希望がある。
Mr.Childrenは、失ったものよりも「まだ見ぬ誰かとの希望」に目を向けさせてくれるんです。
I’ll be
「生きてる証を時代に打ち付けろ、貧弱な魂で悪あがきしながら。
何度ヘマしたっていいさ、起死回生で毎日がレボリューション。」

この曲を聴くと、Mr.Childrenはやっぱり“戦う人たち”の味方なんだなって思う。
何度失敗しても、自分なりにあがいてもいい。
人生に「正解」があるわけじゃないし、「フリースタイルでいいんだよ」と語りかけてくれる。
Mr.Childrenの「I’ll be」は、今でも僕の“お守りソング”。
心がしんどいときほど、これを聴くと「大丈夫、やれる」って思える。
シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜
「運命のイタズラってやつも考慮して」

恋愛って、本当にタイミングと縁ですよね。
好きなのにうまくいかないとか、逆に全然興味なかったのに気づけばめっちゃ気になるとか…。
計算通りにいかないからこそ面白いし、悩むし、しんどいし、愛おしい。
この一行だけで、恋愛の不条理さと可能性がギュッと詰まってて、めっちゃ好きです。
彩り
「なんてことのない作業が世界を回り回ってまたであったことのない人の笑い声を作っていく」

正直、働き始めてからこの歌詞のありがたみが爆上がりしました。
社会人になって、「自分のやってる仕事って意味あるのかな?」って思う瞬間ってあるんですよ。
毎日ルーティンで誰かのためになってる実感もないまま時間だけが過ぎてく。
でもこの歌詞を聴くと、「今自分がやってることも、誰かの役に立ってるかもしれない」って、少し前向きになれる。
見えないところでつながってる感覚が、働く意味を少し救ってくれる気がします。
掌
ひとつにならなくていいよ、価値観も理念も宗教もさ。ひとつにならなくていいよ、認めあうことができるから。それで素晴らしい

今って、違いを否定されやすい世の中じゃないですか。
SNSとかでも「なんでそんな考え方するの?」って炎上することも多い。
でもこの歌詞を聴くたびに、「違っていいんだよ」って優しく肩を叩かれるような気持ちになるんです。
意見が違っても、価値観がバラバラでも、それを“認め合う”っていう選択肢があるってことを忘れたくない。
東京
描いた夢、理想を追いつずけたって、多分ものにできるのは一握りの人だけどあと少し頑張ってみようかな

夢って簡単に口にできるけど、叶えるのって超難しい。
でもだからって、途中で諦める理由にはならないよな、って背中を押してくれるのがこの歌詞。
僕も「本当にこのままでいいのか」って悩んだときに、この曲にめっちゃ救われました。
できるかどうかじゃなく、「あと少し頑張ってみようかな」って思えることの方が、実は大事なのかもしれない。
まとめ
気づけば、Mr.Childrenと過ごしてきた時間はもう7年以上。
落ち込んだとき、立ち止まったとき、誰かにうまく気持ちを伝えられないとき——
Mr.Childrenの歌詞が、僕の言葉になってくれました。
誰かの何気ない一日も、何気なくない日になるように。
自分の人生も、誰かの支えになれるように。
Mr.Childrenの歌詞は、そんなふうに背中を押してくれる“人生の処方箋”です。
これからも、Mr.Childrenと一緒に歩いていきたい。
そんな気持ちで、今日もまたリピートボタンを押すのです。
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