「垢すりって、身体洗ってもらうやつでしょ?自分で洗えるし、わざわざ4000円も払うほどじゃなくない?」
正直、僕も最初はそう思っていました。完全にナメてました。
でも一回、なんとなく試してみたんです。
結果──世界が変わりました。サウナ体験が、まるで別物になったんです。
自分の身体が“バージョンアップ”した感覚。
サウナが好きな人、つまり“サウナー”にこそ、ぜひあかすりを体験してもらいたいんです。
この記事では、サウナ―である僕がハマった理由とその魅力を余すことなく語ります。
あかすりのメリット
肌がすべすべ&ワントーンアップ
まず最初に実感するのが、肌のすべすべ感。
風呂上がりに自分の腕を触って「あれ?赤ちゃん?」ってなるくらい、もちもちになります。
鏡を見れば肌がワントーン明るくなってる。まさに“垢ぬけた”ってこのこと。
これは気のせいじゃなく、目に見えて実感できます。
「最近、なんか老けたかも」と感じているサウナー男子、まずは垢すり行ってこい。
サウナでの汗の量が1.3倍

あかすり後のサウナは、もはや別次元です。
汗が、もう、ドバドバ出ます。きれいな玉汗が目に見えます。
理由は単純。
肌にこびりついてた汚れや老廃物が取り除かれることで、毛穴が開放され、汗が通る道が広がるから。
今まで「今日はあんまり汗かかないな〜」なんて日もあったけど、あかすり後なら安定して滝汗。
「自分ってこんなに水分あったのか」って毎回びっくりします。
水風呂の体感温度が−5℃

これも面白い体験のひとつ。
あかすり後の水風呂、いつもより明らかに冷たいんです。刺すような冷たさ。
でも、それがたまらなく気持ちいい。
温冷交代浴の醍醐味を全身で味わえる瞬間。刺激強めだけど、そのぶん“ととのい”の深さが違う。
あかすり後の1セット目で「あ、元とれた」と確信できます。
プチマッサージも付いてくる!?

画像引用:https://www.pusannavi.com/special/5000300
施術してくれるのは、たいてい韓国のベテランおばちゃん。
あの手さばき、完全にプロの技です。
垢を落とすだけじゃなく、肩や腰を軽くマッサージしてくれたり、「サービスしといたよ〜」って言ってくれると、心まで温まる。
この人情味も、あかすりの魅力のひとつです。
あかすりのデメリット
お風呂あがりに乾燥注意

垢すりって、古い角質をゴッソリ落とすわけなので、皮膚がめっちゃ乾燥します。
放置してるとカサカサ状態になってしまいます。
なので、保湿は絶対に忘れないこと。
化粧水・乳液・ボディクリーム、できる範囲で保湿ケアを。
スキンケア初心者の僕でも「これはやらなヤバい」と思うレベルでした。
ちょい高い(けど価値ある)
料金はだいたい4000円前後。
学生時代の僕からしたら、「1回の垢すりでサウナ何回分…」って思ってた。
たしかに安くはないけど、今となっては「このクオリティなら妥当、むしろ安い」と思えるくらい、満足度が高いです。
月イチで通うのはキツいけど、たまのご褒美としては全然アリ。
マンネリ化したサウナ―におすすめ

毎週サウナ通ってるけど、最近“ととのい”が薄い──そんなあなたに伝えたい。
ホームサウナのルーティン、そろそろ飽きてきませんか?
毎回「いつものサウナ→いつもの水風呂→いつもの外気浴」で、テンプレ化してる人、結構いると思います。
そんなときこそ、あかすりです。
施設は変えなくても、新しい体験ができる。
同じサウナでも「あれ?今日、すげぇ…」ってなる。
まるで、何年も付き合ってる彼女の意外な一面を見たときのような、新鮮なときめき。
マッサージと比べられがち

よく友達にこう言われます。
「あかすりって、マッサージと何が違うの? だったらマッサージ受けるわ」って。
たしかに、マッサージは気持ちいい。体もほぐれるし寝落ちするし、わかりやすい快感がある。
でも、あかすりは“持続する快感”なんです。
マッサージはその日・翌日くらいまでがピーク。
でもあかすりは、肌の調子も、サウナの質も、その後1週間くらいずっといい。
マッサージ=風俗。あかすり=恋人。
快感の種類がまったく違うんです。どちらの快感を選びますか?
あかすり師 韓国のおばちゃんについて

画像引用:https://item.rakuten.co.jp/7esthe-pro/c003-7-set-box/?iasid=07rpp_10095___3n-mc1v1ftv-bx-8e3401a6-3e5a-4a8a-a647-53973b3cefa1
あかすり初体験のとき、一番ビビったのは「紙パンツ問題」でした。
風呂上がりに紙パンツ1枚で、施術台に横たわる。
その前に立つのは、ゴリゴリの韓国のおばちゃん。まじでプロの風格。
最初は正直、ちょっと恥ずかしい。でも5分もすれば慣れます。
ていうか、それどころじゃないくらい、垢すりに集中させられる。
あかすり師たち、容赦ないです。ゴリゴリ削ってくる。
でもその痛気持ちよさが、癖になります。
施術終わって起き上がったら、床に自分の垢が山積みになってる光景──ホラーです。
でも「うわ、こんなに汚れてたのか…」って、スッキリしますよ。
あかすり沼にはまらぬように
これは本当に注意なんですが、あかすりって中毒性あります。
スッキリ感、肌の質感、サウナの変化──
一度体験すると「またやりたいな…」ってすぐ思う。
実際、週1で通ってる常連さんもいるそうです。
ただし、やりすぎると肌にダメージがあるらしいので、僕は“年2回”と決めてます。
・夏前(体臭が気になる時期に)
・年明け前(新年にすっきりスタート切るため)
この2タイミングを“ご褒美垢すり”として、自分ルールにしてます。
まとめ

画像引用:https://www.pusannavi.com/special/5000300
「垢すりなんて贅沢」「自分で洗えるし」──かつての僕もそう思っていました。
でも一度試してみると、まるで別人になったような爽快感が待っています。
肌がつるつるになって、サウナでの汗は激増、水風呂は鋭さを増し、“ととのい”の深さも桁違い。
同じ施設でも、あかすりを通すだけで新しい体験ができるんです。
マッサージと違って“翌日以降も続く快感”というのもポイント。
なにより、韓国のおばちゃんとの神聖な儀式感も含めて、一度味わうとやみつきになります。
でも高頻度で通うにはちょっと高い。だからこそ、“節目のご褒美”としてのあかすりがちょうどいい。
この記事を読んだあなたも、今週末、ホームサウナに“あかすり”というスパイスを加えてみてはいかがでしょうか?
サウナ人生、いや、生活そのものがバージョンアップするかもしれませんよ。
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