僕の好きなキャンプ道具、それがスノーピークの「ジカロテーブル」。
見た目はシンプルだけど、こいつのポテンシャルはとんでもない。 「欲しいけど高いしな〜」って悩んでるあなた。
この記事を読み終わる頃には、カートに入れてるか、価格とにらめっこしてるか、どっちかになってると思います。ぜひ。
ジカロテーブルとは

スノーピーク公式が掲げるジカロテーブルのコンセプト、それは「朝・昼・晩、焚火を囲むテーブル」。
そう、これはただのステンレスの板4枚じゃない。
火を囲みながら、飯を食い、酒を飲み、友達と語らう。 つまり、“火を中心にした楽しい時間”を演出してくれるギアなんです。
ちょっとオーバーに聞こえるかもだけど、ガチで体験が変わります。
結局スノーピークの焚き火台
以下公式ホームページ
https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97/%E7%84%9A%E7%81%AB%E5%8F%B0/%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB/p/10036
ジカロテーブルの驚くべき機能
①収納性:想像よりコンパクト

ジカロは4枚の板+脚パーツで構成されています。
組み立てるとドシっと存在感あるけど、分解すると意外と薄く収まる。
車の荷台にもスッと入るし、意外と邪魔にならないのが優秀ポイント。
ただし、後述しますが「重さ」は別問題です(笑)
②可変ギミック:男心をくすぐるデザイン

キャンパー男子、全員ギミック好き説。
ジカロはパーツを組み替えることで、形を自由に変えられる。
大きいロの字、小さいロの字、L字やV字にもできるんです。これはテンション上がる。
③拡張性:IGT沼への入口

天板にはIGT(アイアングリルテーブル)規格の穴が空いていて、
専用のギアをガンガン追加できます。
・マルチファンクションテーブルで作業スペースUP
・キッチンペーパーホルダーで料理も快適
・シェラカップハンガーで無駄に吊るしたくなる
IGTフレームを買ってないのに沼に踏み入れる可能性すらあります。
④焚火以外も中央にINできる

焚火台を中央に置くのが定番だけど、実は他の使い方もあり。
例えば、冬キャンではストーブを中に入れればシェルター内で使える。
夏はアイスボックス入れてドリンクステーション化もアリ。
とにかく「火を囲む」だけじゃない汎用性があるんです。
体験の変化
最初は正直、「ちょっと高すぎじゃない?」とか「テーブルなんて他にもあるでしょ」と思っていました。
でも、思い切って購入してみたら――もう、あの頃には戻れません。
以前は地面にシートを敷いて、鍋や皿を並べてご飯を食べていたんです。
ビールも調味料もすべて地べた。今思えば、なんとも味気ない時間でした。

ジカロテーブルを導入してからは、その空間そのものが一変しました。
焚火を中心に自然と輪ができ、みんなで向き合って語らう。
パチパチと薪がはぜる音をBGMに、夜の森で静かに流れる時間を共有する。
その心地よさ、特別感は、数字では測れない“価値”そのものです。

ジカロテーブルと相性のいいギア(自分がもっているもの)
①2ユニットブリッジ
→中央に渡す橋。ジカロの真ん中の穴がすっぽりと埋まります。超便利。雪峰祭限定なので今は買えません。

②セパレートIGT2ユニット
→分離できるIGT。ジカロの大きい方の中にすっぽり入るのでこちらもマストバイ。2ユニットブリッジと役割は被ります笑

③剛炎(ゴーエン)
→見た目も爆発力もインパクト抜群のバーナー。ジカロにぴったり。

買ったほうがいい人
グルキャンが多い人
みんなで火を囲めることで一体感が生まれる。
会話が苦手でも、焚火の火を見つめながら自然と間が持つし、無理して盛り上げなくてもいい“ゆるい空間”ができるんです。
ジカロテーブルは、いわば「コミュ力不要の空間演出」。気づけば自然の中で自然と笑い声がこぼれてます。
家族キャンプの人
子どもは、焚火の火に興味津々。でも、だからこそ危ない。ジカロテーブルは火のまわりに物理的な距離が生まれるから、小さなお子さんがうっかり近づくのを防いでくれるんです。
安全面も含めて、家族全員で安心して“火を囲む体験”を味わえるのは大きなポイント。
焚火が好きすぎる人

火を見てるだけで癒される人、いますよね? 僕です。
そんな人にとってジカロテーブルは「火とともに過ごす場所」を完成させてくれる存在。
チェアに座って、お酒片手に、火を見つめながらダラダラ語る──それが最高の贅沢。
家に庭がある人
キャンプ場だけじゃなく、自宅の庭でもジカロテーブルは活躍します。
ウッドデッキに焚火台を出してジカロテーブルをセットすれば、そこはもう“プチアウトドア空間”。
近所に気を配りながら、週末のリフレッシュにぴったりです。
出しっぱなしにしてもさびないのがポイント
ソロキャンパー以外全員買えっつー話
ジカロテーブルの悪いところ
①あほみたいに重い
→片手ではムリ。両手でもちょっとキツイ。でも重さと頑丈さはトレードオフ。

②あほみたいに高い
→定価で3万円以上。でも、使うたびに「あ〜買ってよかった〜」ってなる。使えば使うほど安くなるので○
俺しかしてないジカロ楽しみ方
①単体使い
→焚火抜きでテーブルだけ使う。キャンプ以外にも、庭BBQやピクニックでも大活躍。

②V字使い
→人数が少ない時や、ソロ+αのときにちょうどいい。焚火との距離も近くなってよりエモい。


まとめ
ジカロテーブルは、ただの金属製キャンプテーブルじゃありません。
火を囲み、語らい、食事を分け合う――そんな**“体験”そのものをデザインしたギア**です。
もちろん重いし高い。でも、その「重さ」と「価格」を超える価値が、このテーブルには確かにあります。
仲間と火を囲む夜、子どもと焼きマシュマロをする休日、ただ焚火を見つめてビールを飲む静かな夜。
そのすべての時間を、確実にグレードアップしてくれるのがジカロテーブル。
僕はもう、こいつなしのキャンプは考えられません。
あなたもぜひ、自分たちだけの“囲む時間”を体験してみてください。
コメント