【サウナ×G-Shock】サウナ過ぎて“サ時計”を自作した話

サウナ

サウナで“ととのう”のが趣味……なんて人、最近じゃ珍しくない。
でも、“ととのい時間”を秒単位で測るために「サ時計」を自作した人──それは、ちょっと珍しいかもしれません。

こんにちは。25歳、サウナが過ぎて「サ時計」まで作ってしまった男です。
今回は、なぜ僕が世界にひとつのサ時計をDIYするに至ったのか、どんなメリットがあったのか、そして公式に出し抜かれたちょっと切ない話まで、まとめてお話しします。

サウナに時計って必要?いや、“サ時計”は必要

普通の時計でも、もちろん時間は測れます。
でも僕たちサウナーが本当に欲しいのは、“ととのうための時間”を見つめられる時計。つまり、サウナ専用の時計──サ時計なんです。

サウナ室に入るとき、「何分入ろうか」と迷いますよね。
湿度と熱のコンディション、前のセットの体調、気分…。
そんなとき、サ時計が手元にある安心感は、想像以上です。

しかもこのサ時計、ただの道具じゃありません。
話のネタにもなり、共感を生み、仲間を増やすツールにもなるんです。

「それ、どこのですか?」と聞かれて、「いや、これ、自作なんですよ」と答えるあの瞬間の快感──まさに、“冬の外気浴以上のととのい”です。

サ時計のはじまりは、ロッカーキーだった。

自作サ時計を作るきっかけは、ある日のふとした気づきからでした。
いつも使っているロッカーキーのゴムバンド。それが腕にあるだけで、なんだかサウナ感がある。

「これがそのまま時計になったら、めちゃくちゃカッコいいのでは?」

そう思った僕は、翌日すぐに行動しました。
当時バイトしていたサウナ施設の支配人に「このバンド、余ってませんか?」と聞いたところ、運よく廃棄予定だったバンドを譲ってもらえることに。

あの時の直感に従ったおかげで、僕のサ時計制作プロジェクトが幕を開けたのです。

サウナ愛を形にした自分専用サ時計

DIYに使ったのは、G-Shockの本体とロッカーキーのバンド。
実は、G-Shockってバンドの付け替えが意外と簡単なんです。
百均やホームセンターで部品を集め、試行錯誤しながら組み合わせていきました。

● 見た目はちょっと無骨。
● でも手首にはしっかりと馴染む。
● そして、どこからどう見ても“サウナの民のための時計”──そう、これぞ俺のサ時計

完成品を腕につけた瞬間、思わず声が出ました。

「……これ、普通に売れるやつじゃない?」

追記:ついに発売します   2025.06.30

下記サイトにてサウナ×G-Shock 【サ-Shock】発売します。
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サウナのバンド×G-shockの腕時計を販売しています。私も実際に使用していますが、これが本当におすすめなのでみなさんにも使っていただきたいです。・自己紹介が必要なくサウナ好きと分かってもらえる。・サウナ室に持ち込んでも心配がないG-sho...
Screenshot

カシオからサ時計登場?!

そんな“俺サ時計”ライフを満喫していたある日、
スマホをいじっていた僕は、ある衝撃のニュースを見てしまいました。

CASIO × サウナイキタイ「公式サ時計、登場」

嘘でしょ!? 完全に先を越された…。
デザインも機能もコンセプトも、かなり近い。
クラファンのページを見ながら、湯気どころじゃない悔しさがこみ上げました。

もちろん買いました。公式サ時計
でも、複雑な気持ちです。
嬉しいような、悔しいような…。
「やっぱり、あのとき本気出して商品化しておけば…」という後悔だけが、サウナの熱気とともに胸に広がっていきました。

公式URL:https://www.casio.com/jp/sadokei/

サ時計がくれたととのい以上の出会いとエピソード

サ時計が生活にもたらした変化は、計り知れません。

■ 就活の面接で一役

最終面接の日、自作サ時計をつけて行った僕。
面接官に「その時計、変わってるね」と聞かれた瞬間、場が一気に和み、無事内定。サ時計がつないだチャンスでした。

■ 初対面の会話をスムーズに

知らない人との会話が苦手な僕にとって、「その時計、どこのですか?」は最高のアイスブレイク。サウナ好き同士の心の距離が、ぐっと近づきます。

■ サウナで声をかけられることが増えた

「そのサ時計、見たことないですね」と声をかけられ、サウナトークが盛り上がる。まるでサウナ界の名刺のような存在感。

■ 支配人の笑顔が忘れられない

「バンドをくれた支配人に完成品を見せたら、爆笑してくれた」──あの笑顔が、僕の中ではサウナで得た最高の“整い”だったかもしれません。

まとめ

気づけばサウナに通うだけでは飽き足らず、時計まで自作していた自分。
でも、「好き」を貫くって、案外そんなものかもしれません。

サウナと時計、一見まったく別のもの。
でもそれを繋いだのは、自分の中にある情熱でした。

自作のサ時計は、僕にとって“時間を測る道具”ではありません。
それはサウナとの時間を“記憶する”道具であり、
出会いや経験を“記録する”パートナーでもあります。

「ととのう」だけがサウナじゃない。
「つくる」「語る」「つながる」──そういう楽しみ方も、あると思うんです。

あなたの“好き”も、形にしてみませんか?
もしかしたら、**あなたなりの“サ時計”**が生まれるかもしれませんよ。

もしかしたら自作のサ時計数量限定販売するかも??

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