【SnowPeak】スノーピークギアは中古、メルカリで十分

キャンプ

「新品こそ正義」──そう思っていたのは、最初だけだった。
社会人になって、自分の金でキャンプ道具をそろえはじめたとき、ようやく気づいた。
**キャンプ道具に限っては、“中古でも十分に戦える”**と。

とくにスノーピークのギアは別格だ。
中古だろうが、少し傷があろうが、あの無骨な輝きは消えない。
むしろ使い込まれた跡にこそ、道具としての風格が宿る。

それに、中古だからこそ手が届く“名品”がある。
新品ではちょっと手が出ないギアも、ふとしたタイミングで中古市場に転がってたりする。

今回は、そんなスノーピークのギアを中古で買う魅力と、
実際に僕が手に入れた“中古の相棒たち”を紹介していきたい。
焚き火を囲みながら語りたくなるような話を、少しだけ。

スノーピークは永久保証

まず大前提として知っておきたいのが、スノーピークの「永久保証」だ。
これが、中古でも買う価値がある最大の理由である。

壊れていようが、曲がっていようが、少しの修理費で新品同様に直してくれる。
他のメーカーでは考えられない、スノーピークの象徴的なアフターサービスだ。

「中古品=壊れたら終わり」という常識を覆したブランド、それがスノーピーク。
仮にメルカリで買ったギアでも、メーカーのサポートを受けられるのは本当に心強い。

たとえば、曲がった焚火台の脚テントのフレームを修理してもらったり、欠けたパーツを交換してもらったり。
スノーピークが掲げる“永久保証”の言葉には、ユーザーとの信頼関係が息づいている。

安い

正直、スノーピーク製品は高い。
キャンプ界の米倉涼子がいたら、
「スノーピークは高すぎる!!!!」と言っているだろう。

でも、いいものは高い。
そして、高いものを安く手に入れるなら「中古」しかない。

特にスノーピークは、壊れにくく、劣化しにくい
使いかけでも問題ない。むしろ少し使い込まれたギアの方が、手に馴染んでいて格好いいくらいだ。

「新品にこだわらない」──そんな柔らかい価値観を持てる人には、スノーピークの中古品は相性抜群だ。

さらに最近では、**公式による中古販売「Snow Peak サーキュレーションコア」**も展開されており、プロが整備・再販している中古品も手に入る。信頼できる中古を求めるなら、これもひとつの選択肢だ。

僕がこれまで中古で買ったスノーピークギア

中古といっても侮るなかれ。
僕がこれまで手に入れたスノーピーク中古ギアは、どれも想像以上に“現役”だった。
いくつか紹介しよう。

寝袋(グランドオフトン)

購入価格:2つで22,000円
定価:2つで142,000円

約80%オフという驚異の価格で手に入れた。
「寝袋を中古で?」と思う人も多いだろう。
だが、スノーピークの寝袋は“中古でも安心”の仕組みが整っている。

理由は、専用クリーニングサービスがあること。
ダウン製なら1つ5,000円ほどで、プロの手により洗浄・乾燥され、まるで新品のようにふっかふかで返ってくる。
僕も実際に利用したが、中古特有の匂いも消え、肌触りまで蘇った。

寝袋を中古で買い、クリーニングに出す。この組み合わせ、めちゃくちゃおすすめです。
新品同様の品質を、半額以下で手に入れる快感をぜひ味わってほしい。

カヤード(廃盤)

購入価格:24,000円
販売終了品

キャンプ先輩に勧められて購入した「カヤード」。
もう廃盤になっているが、なぜ売れなかったのか不思議でならない。

風は通すのに、虫は通さない。
それでいて、見た目が美しい。
こんなシンプルで完璧なコンセプト、他にあるだろうか。
これ以上ない夏タープ

中古市場で出会えたのは本当に奇跡だった。
この“出会いの偶然性”こそ、中古の楽しみのひとつだ。

ギガパワーストーブ地(旧品番)

購入価格:4,050円
新品販売価格:6,380円

旧品番の方がデザイン的に好みだった。(写真左下)
真鍮のツマミが光り、時代を超えた美しさがこれにはある。

それでいて、火力はまったく問題なし。
スイッチを回せば、普通に点火。──やっぱり、スノーピーク。
10年以上経っても使える耐久性はさすがとしか言いようがない。

焚き火マイテーブル

購入価格:13,000円

販売価格:20,460円

「これ、壊れる要素ある?」と思うほど頑丈。
ステンレスの質感も上品で、どんな焚火シーンにも溶け込む。
中古で買っても何の不満もない、むしろ“味”が出てくる。汚してこそ焚火周りのギアだ。

テントを中古で買うのは危険

ただし、なんでも中古でいいというわけではない。
テントだけは中古を避けたほうがいい。その理由は以下の2つだ。

永久保証でも直してくれない部分がある

防水性の劣化
 フライシートやフロアのコーティングが劣化しており、雨天時に浸水する可能性がある。

シームテープの剥がれ
 縫い目を防水するシームテープが経年劣化で剥がれていることが多く、補修ができない。

カビ・臭いの発生
 湿ったまま保管されていた場合、カビ臭や黒ずみが残っていることがある

使用回数を偽っている可能性も

中古市場では「5回ほど使用」と書かれていても、実際は10回以上使われていることもある。
売れるためならそれくらいの嘘は平気で蔓延っている。

永久保証があっても、テントの防水や加水分解は保証対象外
つまり、一番肝心な部分が直せないのだ。
中古テントだけは、ロマンよりもリスクが勝る。

セカスト、リサイクルショップにはお宝が眠っているかも

中古を探すなら、メルカリやYahoo!オークションも悪くない。
ただ、僕が本気でおすすめしたいのは「全国のリサイクルショップ」だ。

とくに「セカンドストリート」や「トレファク」みたいな大型店。
あそこには、まるで時間が止まったかのように、廃盤品や限定カラーの名作たちがぽつんと並んでいることがある。

あの瞬間の高揚感といったらない。
「こんなところで出会えるなんて…!」と、思わず声が出そうになる。

キャンプの帰り道でもいいし、休日のドライブのついででもいい。
ふらっと立ち寄ってみてほしい。
“幻のギア”は、意外と街の片隅に眠っている。

まとめ

「中古=妥協」という考えは、スノーピークには当てはまらない。
むしろ、**中古はひとつの“選択”**だ。

新品の美しさもいい。
でも、誰かの手で育てられたギアには、独特の温もりと物語がある。
スノーピークの製品は、使えば使うほど味が出る。だからこそ、中古でも十分に輝く。

永久保証という安心、堅牢な作り、そして中古市場での出会い。
すべてが揃っている。

あなたの次のキャンプ道具、
「中古のスノーピークギア」にしてみませんか?
きっと、想像以上に長く、そして深く付き合える相棒になるはずだ。

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