結論、買って後悔ゼロ。むしろ「もっと早く買えばよかった」と3回は思った。
ゼインアーツのFOOZA RAIN JACKETを手に入れたのは、長久手の直営店で試着した瞬間、「これだ」と確信したから。触れた瞬間の感覚——レインジャケットとは思えない薄さと、それでいてしっかりした張りのある生地。店員さんに話しかけられる前に、心は決まっていた。
キャンプ歴3年、週3でサウナに通う25歳の僕が、このジャケットをキャンプ・街・通勤と3ヶ月使い続けた。その全部を正直に書く。

FOOZA RAIN JACKETのスペック:19,800円でこれはおかしい

価格:19,800円(税込)
カラー:ホワイトアッシュ、ブラック、サンドベージュ、セージグレー
サイズ:XS、S、M、L、XL
僕は身長185cm・70kgでMサイズを着用。想像より大きめのシルエット。裾のドローコードで絞れるので、ルーズに着こなしたい人はそのまま、シャープに決めたい人はコードを引けばいい。どちらでも成立する。

スペックだけ並べると「まあそんなもんかな」で終わる。でも実際に羽織った瞬間、声が出た。「えっ、これ本当にレインウェア?」
軽い。異様に軽い。しかも蒸れない。梅雨の湿度MAXな日に着ても、内側がじっとりしない。防水と透湿、この2つを両立するのがレインジャケットの永遠の課題なんだけど、フーザはその辺の調整が本当に巧い。

正直に言う:最初、2万円に迷った
ゼインアーツのギアは好きだ。ZU-60もGEKKOも、「なんでこの価格でこれが作れるんだ」という驚きがある。ただ、アパレルで2万円となると話は別で、最初は少し躊躇した。
レインジャケットなんて、ワークマンやモンベルで5,000〜10,000円台のものがある。正直、それで十分じゃないかと思っていた時期がある。実際に3,000円台のレインジャケットを2年前にキャンプで使っていたが、半日雨の中にいたらフードの縫い目から浸水してきて、首筋がびしょ濡れになった。あの不快感は今でも覚えている。
安いレインジャケットで失敗した経験がある人ほど、フーザの価値がわかる。
そして今、フーザを3ヶ月使って言える。2万円は安い。むしろ「なんで2万円なんだ?」という感覚の方が正確かもしれない。
デザインについて:「THE・かっぱ」じゃないのが全て

あなたは「レインジャケット」と聞いて何を想像する?
ゴワゴワした素材、謎の反射テープ、明らかに「雨対策してます」感が滲み出るシルエット。正直、機能系アウターってそういうものだと思っていた。
フーザは違う。フードのラインがシャープ。ポケットとジップの配置が計算されていて、余計な装飾が一切ない。カラーもホワイトアッシュ、ブラック、サンドベージュ、セージグレーと、どれも主張しすぎない落ち着いたトーン。僕が選んだのはサンドベージュ。キャンプサイトでも、渋谷の交差点でも、まったく浮かない。

ゼインアーツのギアを知っている人なら「あ、あのブランドのアパレルか」とわかる。知らない人には「おしゃれなアウター」にしか見えない。その匙加減が絶妙だ。
アークテリクスと比べてどうなの?ぶっちゃけ話
言わずもがな、レインジャケットの王者といえばARC'TERYX(アークテリクス)。街を歩けば週に何人も見かける。性能は間違いない。ただ、7〜8万円する。
今やロゴ目当てで着ている人も多くて、「アークテリクスを着ている」というブランドが先行してしまっている感がある。かっこいいけど、被りすぎる。
フーザレインジャケットは19,800円。アークテリクスの約4分の1。それでいてデザインの質感は負けていないし、軽さに関しては体感でほぼ変わらない。「性能で選ぶならアークテリクス一択」という時代は、もう終わりかけている気がする。
人と被りたくない人に、ゼインアーツは最適解だ。
10人中10人がアークテリクスを着ているキャンプサイトで、フーザを着ている。それだけでちょっと気分がいい。そういう話。
画像は公式サイトより引用
3ヶ月で使った場面:登山ゼロ、全部タウン・キャンプ
僕は登山をしない。フーザを買った理由は登山スペックが欲しかったからじゃなく、「毎日の雨が嫌だったから」だ。
実際に使った場面をそのまま書く。
「全部これ一枚」という感覚、初めて実感した。傘を持ち歩かなくなった。それだけで雨の日のストレスが体感で半減した。
ゼインアーツ 2025年アパレル4種:フーザ以外もちゃんと見てほしい

2025年、ゼインアーツは4種類のアパレルを同時展開した。どれも「良いものを適正価格で」という哲学が一貫している。
FOOZA TEE(Tシャツ):2,980円

超速乾・コットンライクな肌触り・抗菌防臭。カラー:セージグレー、ホワイトアッシュ、ブラック、スモーキーブルー。サイズ:S〜XL
画像は公式サイトより引用
FOOZA PANTS(パンツ):8,980円

2WAYストレッチ・ワイドシルエット。カラー:ダークブラウン、ブラック、ダークグレー。サイズ:S〜XL
画像は公式サイトより引用
FOOZA RAIN PANTS(レインパンツ):12,800円

靴を履いたままでも脱ぎ着しやすいサイドファスナー付き。軽量でパッカブル。カラー:ブラック。サイズ:XS〜XL
どれもゼインアーツらしさが出ている。個人的にはTシャツとレインジャケットのセットで揃えたい気持ちが今すでにある。
画像は公式サイトより引用
購入するなら:直営店で試着してから決めてほしい

オンラインショップでも購入できるが、可能なら長久手または神保町の直営店に行ってほしい。
理由は単純で、写真で見るより3割増しでかっこいいから。生地の質感、着たときのシルエット、フードの形——画面では伝わらない情報が、袖を通した瞬間に全部わかる。
長久手の直営店では、店員さんが丁寧にカラー選びの相談に乗ってくれた。「どんな場面で着るか」を話したら、サンドベージュを勧めてくれて、それが正解だった。

試着できない環境の人は、公式オンラインショップから。

FOOZA RAIN JACKET:本音の総評
19,800円。この価格でこのクオリティは、正直おかしい。
軽さ、防水性、デザイン、街への馴染み方——どれか一つが突出しているわけじゃなく、全部が高い水準でバランスしている。そのバランス感覚が、ゼインアーツがギアで見せてきたものと同じだ。
雨の日がちょっと楽しみになる、という感覚。大袈裟じゃなく、本当にそうなった。
「今レインジャケット探してる」という人にはもちろん届いてほしい。「べつに探してないけど、なんか気になった」という人にも、一度触ってみてほしい。触ればわかる。これは、そういう一着だ。











コメント
購入を検討していたのでとても参考になりました!ただ、筆者様の着画を見ると購入されたのはサンドベージュではなく、セージグレーではないでしょうか?
コメントありがとうございます!
参考になったとのコメント、嬉しい限りです。
こちら、ブラックを購入しております。
ややこしい表記となり申し訳ありません!