スノーピークのテントやシェルターを愛用している皆さん、一部製品に「メッシュ裏素材の不具合」が見つかったのをご存知ですか?——そう聞くとちょっと驚きますよね。でも、さすがはSnow Peak。発表された“お詫び対応”が、想像の上をいく神対応だったんです。この記事では、その不具合の内容から補修方法、さらに話題の「お詫びの品」の全貌まで、ファン目線で正直にレビューします!
デザインよし。機能よし。ブランド哲学に至っては語り出したら朝になる。
そんな完璧超人のようなSnowPeak(スノーピーク)が、ある日、ニュースリリースでこう言ったんです。
「一部製品にスペック不備が見つかりました。」
……えっ、まじ?スノーピークが?
Twitter(いや、Xか)を2度見し、公式サイトを3回読みました。
ファンだからこそ、ちょっとだけ動揺してしまったのが正直なところ。
でも、その不具合の「対応内容」を見た瞬間、僕の中のスノーピーク愛がさらに深まったんですよ。
ミスの内容::メッシュ裏の耐水圧に誤表記

ことの発端は、ある製品群のスペック不備。
テント・シェルターなど一部製品のメッシュパネル裏の素材について、耐水圧の表記が実際には達していなかったとのこと。

今回の問題は、テントやシェルターなどに使用されている「メッシュパネル裏の素材」。
本来、耐水圧1800mm(ミニマム)を誇るはずだったのが、実際にはその基準を満たしていなかったという話。
耐水圧1800mmってどれくらいかと言うと、一般的な傘が500〜1000mm程度。
つまり、通常の雨ならビクともしないスペックなんです。だからこそ、正直——
「え、それ気づく人いる?」
というくらい、体感では何の問題もなかったと思います。
僕も普通に使ってたし、不便に感じたことなんて一度もない。
それでも、スノーピークは黙ってなかった。
隠さず、逃げず、正面から向き合ったんです。

以下公式サイトの文章
https://www.snowpeak.co.jp/news/p20241210/
このニュースを見て感じたこと

ミスを公表するのって勇気がいる。
しかもこのクラスのブランドになると、ちょっとした信頼失墜が大きな影響を及ぼす。でもスノーピークは逃げなかった。
ちゃんとニュースリリース出して、製品リストも公開して、対応も明示してくれた。
しかも! 対象品番がめちゃくちゃ多い。
これはもう「ある意味本気でやらかしてた」レベルです(笑)。
でも、やっぱ信頼できるのは、それを隠さなかったこと。
自然と真摯に向き合ってるブランドって、こういう時に本領発揮しますよね。
対象品番は以下のサイトから
https://www.snowpeak.co.jp/contents/productnotice2024/
品番 | 品名 |
---|---|
TP-240 | リビングシェル S |
TP-623-IV | リビングシェル アイボリー |
TP-623R | リビングシェル |
FES-240 | リビングシェル S Pro. |
TP-635 | 60周年記念 リビングシェル Pro. |
FES-090 | ランドロック Pro. アイボリー |
FES-091 | ランドロック Pro. RED FRAME EDITION |
PG-270 | パーフェクトランドロック Pro. |
PG-272 | パーフェクトランドロック |
SD-506 | ドックドーム Pro. 6 |
SD-507IV | ドックドーム Pro. 6 アイボリー |
SD-510 | 60周年記念 ドックドーム Pro.6 |
SD-632 | ランドブリーズ2 |
SD-634 | ランドブリーズ4 |
SD-636 | ランドブリーズ6 |
SD-641 | ランドブリーズ Pro. 1 |
SD-643 | ランドブリーズ Pro. 3 |
SD-644 | ランドブリーズ Pro. 4 |
SDE-259 | ランドネストドーム S |
SDE-260 | ランドネストドーム M |
SET-259 | ランドネスト S テントタープセット |
SET-260 | ランドネスト M テントタープセット |
TP-450 | スピアヘッド Pro. L |
TP-455 | スピアヘッド Pro. M |
TP-640 | タシーク |
TP-656 | 65周年記念 ランドベース 6 Pro. |
TP-656-IV | 65周年記念 ランドベース 6 Pro. アイボリー |
TP-690 | トゥーガ |
TP-700 | ソル Pro. |
TP-710 | ゼッカ |
TP-720 | フービ |
TP-750 | トルテュ ライト |
TP-781 | グランベルク M |
TP-782 | グランベルク L |
TP-880 | エントリー2ルーム エルフィールド |
TP-880R | エントリー2ルーム エルフィールド |
TP-920 | メッシュシェルター |
TP-920R | メッシュシェルター |
TR-001 | フィールドトレーラー |
Snow Peakの真骨頂:誠実すぎる対応

スノーピークの対応は、以下の通り。
① 補修対応
対象製品を持っている人には、希望者に限り「耐水圧1800mm相当」への補修対応。
② お詫びの品プレゼント
さらになんと、お詫びの品が贈呈されるという粋な計らいまで!
製品の保有数に応じて「選べるギフト」が用意されていて、これがまた……豪華すぎる。
キャンパー界隈では「お詫びの域を超えてる」とざわつくレベルです。
そのお詫びの品が豪華階ぎる。
1品番・2品番・3品番……と、所有数に応じて選べるプレゼントがグレードアップ。
SNSでは「これは迷うやつ」「むしろお詫びしてくれてありがとう」と、ある意味好意的な盛り上がりを見せていました。
中には「雪峰祭の野遊びセットより豪華では…?」という声まで(笑)
ここで僕が個人的に気になった注目ギフトをいくつか紹介します。
1品番の中で目ぼしいやつ
フラットバーナー専用 リッドトレーブラック 2枚セット
→IGTユーザー歓喜!“これ公式で出してくれたの!?”なアイテム。

真空セラミックコートマグ ブラック
→渋いブラックに惚れる。結局こういうのが一番使いやすい。

・ドライバッグ
→濡れたテントをがさっと入れるようのバッグ。頑張れば普段使いも見えてくるか。

2品番の中で目ぼしいやつ
フラットバーナー ブラックモデル
→男心をくすぐる“黒”。美しいです。語彙力失います。

エントリーIGT
→テーブル界の“完成形”。親友が選んでて嫉妬しました(笑)

・焚き火台LLセット
→「自分じゃ買わないけどもらったら絶対嬉しい」枠代表。

その他で目玉商品
(25品番)
ソル Pro. アイボリー
→この製品をゲットできるのは、25品番所持の猛者のみ。
果たしてこの世に何人いるのか……。

自分の対象品番
では、我が家のスノーピーク戦力を晒しましょう。
- エントリー2ルームエルフィールド
- アメニティドームS
- カヤード
……と、3つも持っているのですが、型番のカウント的に1品番扱い。ちょっと惜しい。
でも文句はありません。なぜなら、選べるアイテムの中に推しがいたから。
悩みに悩んで選んだのは、
フラットバーナー専用 リッドトレーブラック2枚セット!

決め手はこれ↓
“IGTフレームのトレーとしても使用が可能です。”
はい、便利確定。
デザインも無骨でかっこよく、いつものギアに黒の引き締めが加わることで、テンションは爆上がりです。
願わくば、これが「もう手に入りません」みたいな幻アイテムになってほしい(笑)
そして誰かに聞かれたい。「え、それどこで手に入れたんすか?」って!
※商品画像は公式HPより引用しております。
https://www.snowpeak.co.jp/news/p20241210/
まとめ

今回の不具合報道。
それを知った時、僕の中に一瞬「ガッカリ」の感情が芽生えたのは事実です。
でも、それ以上に感じたのは、**“信頼の再確認”**でした。
どんなに完璧に見えるブランドでも、ミスは起こる。
でも、その時にどう向き合うかが、“ブランド”の真価を問われる瞬間なんだと思います。
Snow Peakは、その問いに完璧な答えを出しました。
- 隠さず公表する勇気
- 丁寧な対応の誠意
- ちょっと嬉しくなるギフトという粋な心遣い
そのすべてが「本物のブランド力」を感じさせてくれました。僕はこれからもスノーピークを使い続けます。
そして、この出来事をきっかけに、もっと応援したいと思いました。
不具合から見えるのは、製品の弱点ではなく、企業の強さ。
そんな“スノーピークらしさ”を、僕たちは改めて体感したのではないでしょうか。
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