「サウナ G-SHOCK」を自作したら、サウナ室で人気者になった
正直、最初は自分でも引いた。

「サウナ G-SHOCK」を作ってしまった25歳男性──それが今の自分だ。週3ペースでサウナに通い続けて2年。気づいたら手首に「サ-SHOCK」がついていた。
これ、ただのコスプレじゃない。
サ時計 G-SHOCK の組み合わせで、サウナ室でも街中でも、面白いほど声をかけられるようになった。「どこで売ってるんですか?」「最高にサウナーっぽい!」──そんなリアクションが続いて、気づいたら商品化していた。自分でも予想外の展開だ。
この記事では、サ時計 G-SHOCK こと「サ-SHOCK」の自作秘話・カシオ純正サ時計との違い・使って気づいた本音まで、余すところなく書く。
サ-SHOCKとは何か? 自作に至った経緯を正直に話す

そもそものきっかけは、サウナのロッカーキーだった。
あのゴムバンド、G-SHOCKのサイズにドンピシャで合うことに気づいてしまった瞬間──頭の中で何かが弾けた。90℃の蒸気にあたりながら、水風呂で冷やされながら、ぼんやり考えていたアイデアが形になった。
サウナ仕様のバンド × G-SHOCKのフェイス = サ-SHOCK。
名前の由来はそのままだ。サウナの「サ」と、G-SHOCKの「SHOCK」を組み合わせた。シンプルすぎるくらいシンプルだけど、これが一番しっくりきた。

失敗もした。バンドの色を最初に選び間違えて、「なんかサウナっぽくない」と没にしたこともある。ロッカーキーのリアルな質感を再現するまでに、何度かやり直した。それでもあきらめなかったのは、「これ、絶対に欲しい人がいる」という確信があったからだ。
カシオ純正「サ時計」と比べて、サ-SHOCKを選ぶ理由はあるか?


ここが一番聞きたいところだと思う。正直に比較する。
カシオから発売された「サ時計」は、販売開始9分で2300本が完売するほどの人気ぶり。本物のサウナブランドが作った、サウナのための時計だ。それは認める。
じゃあサ-SHOCKは負けているのか?
違う。刺さる層が違う。
被る確率がほぼゼロ


カシオのサ時計は2300本。サ-SHOCKは現状、数本レベルだ。
「誰かと被る時計は嫌だ」という感覚、サウナーなら分かるはず。ロッカーの鍵を開けたとき、隣の人と同じ時計をしていたら──微妙な空気になる。サ-SHOCKなら、その心配はほぼない。
街でつけても違和感ゼロ
カシオのサ時計、デザインは可愛い。でも正直、スーツや商談の場でつけるには少し勇気がいる。
サ-SHOCKはG-SHOCKのフォルムそのままで、無骨でシンプル。スーツにも、カジュアルにも馴染む。「その時計、何ですか?」という会話が生まれたとき──相手がサウナーなら目を輝かせ、そうじゃなくても「面白いですね」と食いついてくる。就活の面接でこれが功を奏して内定をもらったのは、今でも笑える話だ。
バンドの色がリアルすぎる


サウナ施設のロッカーキーについている、あのグレーのゴムバンド。サ時計はオレンジや青がメインカラーだが、サ-SHOCKはそのロッカーキーの色を採用している。
「分かる人には分かる」デザイン。主張しすぎず、でも知っている人が見たら「あ、サウナーだ」と気づく。この絶妙なさじ加減が、個人的には一番気に入っている部分だ。
機能面の比較
| サ時計(カシオ純正) | サ-SHOCK | |
|---|---|---|
| 特徴機能 | 12分計 | ストップウォッチ |
| ライト | あり | LEDライト |
| その他 | シンプル設計 | 世界時計・ソーラー発電 |
サ時計の12分計はすばらしい発明だと思う。サウナの1セットが計りやすい。それは正直うらやましい。
サ-SHOCKは機能をてんこ盛りにした。ソーラー発電なので電池交換不要。世界時計・LEDライト・ストップウォッチ──普段使いでも全く困らない。どちらが好きかは、使う人の価値観次第だ。


サウナ室という地獄の環境でどこまで耐えられるか?
「90℃超えのサウナ室で時計って大丈夫なの?」
これ、最初から一番気にしていた部分だ。
結論──G-SHOCKはビクともしない。


肌に刺さるような100℃の蒸気。5秒後には16℃の水風呂。この温度差をほぼ毎日(週3で)繰り返しているが、サ-SHOCKには全く問題が出ていない。バンドも蒸れず、痒みもない。サウナ仕様のバンドを選んでいるので、通常のG-SHOCKより快適なくらいだ。
購入前は「カスタム品って耐久性どうなの」と不安だった。でも2年間のサウナ修行を経た体には、水にも熱にも強い素材じゃないと無理だとわかっていた。サ-SHOCKはその基準をクリアしている。
使って気づいた、予想外の3つの変化
1. サウナ施設で初対面の人と仲良くなれた


ある日、初めて入ったサウナで隣の男性から声をかけられた。
「すみません、それ……めちゃくちゃ良いですね。どこのやつですか?」
「これ、自作なんですよ」と答えた瞬間、その人の顔が変わった。「絶対欲しい!」。サウナ室で名刺交換が始まった。それ以来、施設で声をかけられる頻度が明らかに増えた。
2. 就活の面接でまさかのアイスブレイクになった


面接官に「趣味は?」と聞かれ、「サウナです」と答えたとき──面接官の視線が手首に向いた。
「その時計もサウナ用なんですか?」
そこからサウナ話で盛り上がり、面接は完全に雑談モードへ。結果は内定。「サウナ G-SHOCK」に救われた瞬間だった。
3. サウナを知らない人からも反応があった
サウナに興味ゼロの友人から「そのG-SHOCK可愛い!」と言われた。サウナーだけに刺さると思っていたのに、G-SHOCKのデザインとして普通にウケた。これは予想外だった。
購入はBASEとメルカリから
サ-SHOCKは家電量販店にも、ネットショップにも置いていない。
自分のBASEショップ(https://yamakensauna.base.shop)と、メルカリの「サウナ G-SHOCK」で検索すればヒットする。


価格は、多くのサウナーに届けたくて極力抑えた。バンド代や交換費用は少し頂くが、市場に出回るカスタム時計よりは格段に安い。
メルカリは販売手数料の関係でBASEより少し高めに設定している。そこだけ注意してほしい。
この時計をつくって、後悔したか?
していない。一ミリも。
むしろ「もっと早く作ればよかった」が正直な気持ちだ。サウナへの愛が形になって、それが誰かの会話のきっかけになって、人と人をつなぐ道具になった。お金儲けのために作ったわけじゃない。サウナが好きで、それを誰かに伝えたかっただけだ。
カシオの「サ時計」は確かに素晴らしい。販売開始9分で2300本完売、その熱量はリアルなサウナ人気を証明している。それでもサ-SHOCKには、被らない特別感と、G-SHOCKとしての普段使いのしやすさがある。どちらが「正解」かじゃなく、どちらが「自分らしいか」で選んでほしい。
週3でサウナに通う25歳が、2年かけて辿り着いたギア。サウナ室でも、街中でも、就活の面接でも──「サ時計 G-SHOCK」サ-SHOCKは、手首ひとつで自己紹介を完結させてくれる。















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