結論から言います。
今回の雪峰祭は「在庫処分祭」と呼ぶべき内容でした。
大阪から片道7時間。新潟県三条市のSnow Peak HEADQUARTERSまで、はるばる足を伸ばして雪峰祭2026秋に参加してきました。スノーピーク好きとして、正直に書きます。
雪峰祭2026秋inHQ
雪峰祭は、スノーピークが春と秋の年2回開くファン感謝祭です。2026年秋は10月3日(土)・4日(日)の2日間。全国の直営店やキャンプフィールドでも開催されますが、本丸はやっぱり本社のある新潟のHEADQUARTERSです。

半年に一回のお祭り。道中ずっとワクワクしていて、片道7時間がまったく苦じゃなかった。
ギアの安売り、いろいろなコンテンツ、美味しいご飯、最高のサウナ、そして山の中の景色。どれも新潟のスノーピークHQでしか体験できないものだと、僕は思っています。
だからこそ楽しみだったし、だからこそ何度も行きたいと思ってきた。期待値が高かったぶん、今回の落差は大きかったです。

雪峰祭のアウトレット販売は安くない
ギアの安売り。雪峰祭といえば、まずこれを楽しみにしている人が多いはずです。
公式サイトでは「廃番・展示品・レンタル用品を特別価格で提供」とうたわれていました。でも実際に売り場を回ってみると、基本は20%オフがほとんど。そもそも、全然安くない。

50%オフのものも、あるにはありました。箱の不良品、廃盤品、海外からの逆輸入品など。ただ、どれも雑に陳列されていて、売り方も雑。「在庫処理」にしか見えない売り場だったんです。
やる気のない営業トーク
「これは安いんで買った方がいいですよ」。そんな、やる気のない声かけばかりが耳に入ってきました。商品の良さを語るわけでもなく、使い方を提案するわけでもない。

惰性で買わせようとしてくる営業が、僕は全然好きじゃない。スノーピークの店員さんって、本来はギアの話をさせたら止まらない人たちのはず。あの熱量はどこへ。
20%オフなら、正直、セールの時期に近所の店舗や通販で買えます。7時間かけて新潟まで行く理由にはならない、というのが僕の感想です。

目玉のB品抽選会は「在庫処分の福袋」だった
雪峰祭にはもう一つ、目玉イベントがあります。
そう、B品抽選会です。パッケージ不良や製造時のちょっとしたミス、展示幕など、市場には出せないB級品を入札・抽選で販売する企画。とても安くて、モノは良くて、中には珍しい廃盤品が紛れていることもある。だから毎回、目玉の一つになっています。

同じテントが3つ、同じタープが5つ

これも結論から言います。在庫品を積み合わせて、福袋にしてありました。
- 同じテントが3つ並んでいる
- 同じタープが5つぐらい出品されている
- タープとステッカーを組み合わせて「セット」だと言い張っている
しかも大して安くもない。どのセットも、いらない。
タープにステッカーを付けたら、それはセットなんでしょうか。在庫を捌きたいだけじゃないんですか。B品抽選会を楽しみに来たファンからすれば、ワクワクする要素がひとつもない出品リストでした。

嘘です。ラウンジスライドトップ竹があったのは評価してます。みんなが申し込みすぎてあたりやしませんが。
セット内容が在庫処分すぎて当選者なし
応募数がゼロで当選者なしというのが結構あった。
逆に、ラウンジスライドトップに票が集まりすぎて、とても楽しめる内容ではなかった。
どうか、我々にもう一度夢を見せてくださいスノーピークさん。

それでも買った「IGTサイドトレー ブラック」

もちろん買いましたよ、僕は。
ただし、B品抽選会ではありません。雪峰祭限定商品のほうです。
今回買ったのは「IGTサイドトレー ブラック」。IGTに取り付けて天板を拡張できるオプションパーツです。公式価格は5,808円(税込)、サイズは500×191×58mm。耐熱黒塗装のステンレス製です。

このパーツのすごいところは、その経歴にあります。数年前まで普通に販売されていたものが一度廃盤になり、今回黒に塗り替えられて再登場した。一度消えたものが、限定色で帰ってきたわけです。
使い勝手:IGTの上が散らかる問題に直球で応える
IGTを使っている人なら、わかると思います。天板の上って、すぐ散らかりませんか?
サイドトレーは、そのニーズにドストレートに応えてくれます。天板をそのまま横に広げられる。黒色なので、なおのことかっこいい。

2ユニットのIGTの両端にこれを付ければ、たちまち2人分の飲食をまかなえるスペースが出来上がります。これには驚きました。

希少性:メルカリでは1つ1万2,000円
もう一つは希少性です。二次市場のメルカリでは、1つ1万2,000円という高値で取引されています。僕はこれを3つ買いました。もちろん全部使うつもりです。転売なんて、さらさらする気はありません。
ただ、自分が定価で買ったものが1万2,000円と評価されると、なぜかこっちまで嬉しくなる。それが人の常というものです。大切に、そして便利に使い倒していきます。
スノーピーク好きだからこそ言いたい本音

僕はスノーピークが大好きです。
大好きだからこそ、もう少し頑張ってほしい。そんな気持ちが芽生えてきました。
個人的に、今いちばん勢いがあるのはゼインアーツだと思っています。それでも、これまでキャンプ業界を牽引してきたのはスノーピークです。頑張ってほしいし、立て直してほしい。心からそう思っています。
目の前の売り上げを意識しすぎて、長く支えてきたファンをおろそかにする。在庫処分という形で、ファンにゴミを売る。それだけは控えてほしい。
「感謝祭で、ファンに在庫を売らないでほしい」
次の春こそ、片道7時間の道中を心からワクワクできる雪峰祭であってほしい。










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